内灘海岸訴訟(海の家訴訟) 高裁も原告敗訴
高裁もやっぱり原告敗訴でした。
ネットニュースにはやっぱり無いので、地元紙を引用します。
名高裁金沢
内灘海水浴場(内灘町)の占用を不許可にされたとして、内灘海岸海の家管理組合が石川県に損害賠償を求めた控訴審の判決で、名高裁金沢支部は5日、組合側の請求を棄却した。
判決理由で内藤正之裁判長は「県の不許可処分に違法性はない」と一審判決を支持。処分によって営業ができず、120万円の損害を受けたとする組合側の主訴を退けた。
控訴審判決を受け、吉田幸二組合長は「上告するか検討している」と話した。県港湾課の担当者は妥当な判決だと評価し「浜茶屋の撤去を強く求めていきたい」とコメントした。
2018年9月6日(木) 北國新聞朝刊
やっぱり……としか言いようのない判決です。
上告したとしても、全国的な話題になってサーファーたちが団結して「海の家を救う会」的な行政反対運動を起こすくらいのミラクルがないと、勝ち目は無いと思います。
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(以下、ネタバレ注意)
続きを読む今年のお盆商戦が終わりました
田舎から人がいなくなりました。
県内の小売・サービス業の皆さま、お疲れさまでした!
どういう理由なのかは不明ですが、今年のお盆は例年よりかなり前倒しでした。
10日(金)から若者中心に人が増え始め、12日(日)午後までどこもごった返し。
12日の夕方くらいから都市部へのUターンが始まり、13日(月)がピークだったように思います。
今日はすっかりいつもの平日でした。
朝なんて、いつも通り通勤渋滞が発生していたほど。
聞くところによると、都市部の大手企業を中心に9日(木)から夏休みをスタートさせたところが多かったようで、皆さん土日を待たずに帰省してきたようです。
高速道路割引の分散化の影響もあったと思われます。
県内企業も、メーカーを中心に9日(木)~15日(水)という期間で夏休みを設けるところが多かったようです。
16日・17日も休んでしまえば、まさかの11連休です。
心理的に休みやすいよう、あえてこういう期間設定にしたのでしょうか?
次の土日、田舎の小売店は閑古鳥が鳴くでしょうが、反対に都会のほうはものすごく賑わいそうです。
都会の皆さんはもう少し、お盆商戦頑張りましょう!
僕はお先に休ませてもらいます……
【社畜レビュー】麦のカフェ CEBADA(セバダ)
ペットボトルコーヒー戦国時代真っ盛りの中、変り種が登場しました。
スペイン・レバンテ地方に伝わる、コーヒーっぽいけどカフェインを含まない飲み物とのこと。
コーヒーのような濃いめの飲み物が欲しいけど、カフェインを摂取したくない場面。
僕の場合、朝一番(6:00発)北陸新幹線での東京出張が真っ先に浮かんできます。
車内で朝食と一緒にコーヒーを楽しみたい一方で、食べた後はすぐに寝たいです。寝るためにはカフェイン厳禁。
もしコーヒーっぽい味わいで、飲んでも眠れるのであれば、出張のパートナーとしてこの上ない飲み物になります。
ちょうど発売直後に東京出張が入ったので、「麦のカフェ」を試してみました。
クリームパンと「麦のカフェ」を購入して新幹線に乗車。早速いただきます。
コーヒーをがぶ飲みできない僕。「麦のカフェ」もゴクゴク飲めず濃いめ飲料だと感じました。
後味はコーヒーよりも爽やかで、コーヒー特有の口臭も気にならなさそうです。
6:20、朝食を終えて入眠を試みます。
コーヒーを飲んでしまうと、長野駅着くらいまで眠れないのですが……爆睡できました。
富山駅に着いたところまでは記憶にありますが、そこから大宮着までの記憶が抜け落ちています。完全に寝ていました。
これは良いものです。リピートします。
【地域】ジャック金沢神谷内店が閉店!?
神谷内エリアを仕事で回っていたところ、衝撃的なチラシを見てしまいました。
ジャック神谷内店、閉店するんですね……
このお店、金沢市民というよりも、河北郡在住民の利用が多かったように思います。
アルプラザ津幡やイオンモールかほくのような複合商業施設がオープンする前は、ここが最寄りのリーズナブル衣料品店でした。
アラサー河北郡民は誰もが利用していたのでは?
ファストファッションに振り切るわけでもなく、ブランド路線を往くわけでもなく、ミドルなアメカジ路線を歩んでいたわけですが……デフレマインドに対応しきれなかったのでしょうか。
確かに僕も、高校卒業以降、利用していませんでした。
ここで高校時代に購入したTシャツ、いまだに着ています。
思い出の場所がまた一つ無くなってしまいました。
【社畜訪問記】ゴチ惣★三ツ星
今回も神谷内エリアの紹介です。
最近仕事でよく来てるんです。
山側環状インターを降りて直進したところにある、ゴチ惣★三ツ星。
お惣菜販売がメインのお店なのですが、ワンコイン弁当も取り扱っているということで、先日利用してみました。
こちらがお弁当。500円です。
お弁当らしく若干味が濃い目で、食べやすいおかずが揃っています。
特に煮物が美味。これだけで主役を張れます。
スーパーで売ってるお弁当と比べると割高ですが、おかずの品目が豊富ですし、何よりご飯があったかいのが嬉しいところ。高いとは思いません。むしろとっても良心的。
個別販売の春巻も気になったんですよね。
今度はお弁当に加えて、もう一品追加で頼んでみようと思います。
【浅野川豪雨から10年】浅野川流域の現在(板ヶ谷・湯涌河内・医王山川エリア)
この度の西日本豪雨。
お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた皆様には心からお見舞い申し上げます。
『日本気候百科』という本を立ち読みしていたら、石川県の代表的な気象災害として、平成20年の浅野川豪雨が挙げられていました。
当時は東京に出ていたので、どれくらい雨が降ったのかも経験はしていませんが、話で聞く限りは平野部でもかなり降っていたようですね。
今年でちょうど10年経つということで、浅野川流域の現状を残しておきたいと思います。
超上流 板ヶ谷地区
浅野川の源流は、大きくは3つに分かれています。
その一つが、北部から流れてくる「板ヶ谷川」です。
平成20年の豪雨では、この流域で激しい雨が降り、砂防設備が壊れて土砂が下流まで流出していったとのこと。
観測データが見当たらず、詳細は分かりませんが、この流域で相当の降水があったものと思われます。
川ぞいに大きな採石場があります。豪雨の際はこちらの設備もかなり流失したらしいです。
ここで一旦、流木や土砂がストップしたはずです。ここがなかったらもっと被害が大きくなっていたことでしょう。
川の途中に何箇所か砂防堰堤がありますが、堰堤を通り越して、巨石が転がってきています。日頃から浸食作用の強い川なのだろうと思われます。
見に行った日がちょうど雨上がりだったためか、斜面のあちこちに湧水がありました。
斜面がコンクリでしっかり塗り固められていることからも、このあたりが土砂災害危険エリアであることがひしひし伝わってきます。
戦国時代から続く交通の要衝とはいえ、危険な道であることには変わりないようです。
浅野川本川(河内谷川)
浅野川の本体(として条例で定められている)は、実は県道沿いを流れる板ヶ谷川ではなく、湯涌河内町の方から流れてくる河内谷川の方です。
川のすぐそばに人家が並んでいます。こちらも浅野川豪雨の時はかなり出水があったようです。
途中で堤防の材質が変化しています。詳細はわかりませんが、もしかしたら浅野川豪雨で壊れたのを修理したのかもしれません。
医王山川流域
さらに下流で合流するのが、医王山川です。
こちらは医王山方面に抜けていく県道209号に沿って流れる川です。
川自体は大して大きくないものの、県道沿いはかなり急峻な崖地帯になっていて、ちょっとした雨の後でも、崩落や湧水を見ることができます。
浅野川豪雨の時は、こういう箇所が上流部で多発していたのでしょうね……