【社畜レビュー】REALFORCE 91UBK-S
筆者は貧弱なオタクなので、ノートパソコン本体のパンタグラフ式キーボードを長時間使用すると、すぐに指が痛くなってしまいます。
指に反作用が跳ね返ってくる感じといいますか、あれがどうも辛いのです。
パラリーガル時代は調べ物や軽作業をしている時間のほうがずっと長く、キーボードで文字入力する必要がそれほどなかったのですが、転職してからは一日中ずっと文字を打ち続けている日もあったりします。
そして7月、右手の中指に異変が。まっすぐ伸ばせなくなったのです――
これはヤバイと思い、外付けキーボード――それもよいものを購入することに決めました。
REALFORCEとの出会い
職場で使うキーボードを探すにあたり、当社特有の制約がありました。
1 タイピング音がうるさくないこと
入社1年目なので、目立つわけにはいきません。オフィスには人がぎゅうぎゅう詰めなので、タイピング音はかなり聞こえてしまいます。
2 Bluetoothではないこと
会社のノートパソコンはBluetoothが登場する以前の遺産なので、有線か無線USB式でないと接続できません。
3 テンキーレスであること
会社の机が小さいので、テンキー付きのものは横幅が足りません。
この条件下で探していくと、おのずと候補は絞られていきます。
静音という条件で探すと、ほぼREALFORCE 91UBK-S一択になりました。
REALFORCEであれば打鍵感は信頼できるだろうと思っていましたが、念のため都会に出張したついでに触ってみていけると確信、その場で購入してきました。
東プレ キーボード REALFORCE91UBK-S テンキーレス日本語配列カナなし USB 有線接続 静音タイプ 静電容量無接点方式 変荷重 ブラック NG01BS
- 出版社/メーカー: 東プレ
- 発売日: 2010/08/05
- メディア: Personal Computers
- 購入: 7人 クリック: 128回
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高級キーボードとの馴れ初め
購入当初(1週間ほど)はキータッチが軽すぎて誤入力を頻発していましたが、キーを沈み込ませるのではなく、タッチするだけで十分という感覚に慣れてしまえば、入力スピードも指への負担も段違いに快適になりました。
ただ、キーボード自体が大きく重く、USBケーブルも長いため、デスクのスペースを圧迫します。パソコン作業専用デスクなら問題ありませんが、書き物や工作にもデスクを使う場合にちょっとキーボードを除けようとしてもなかなか骨が折れます…
約半年使ってみて
やはりスペースをとりますが、快適この上ない使い心地です。
自分の場合、仕事中のほとんどがパソコン作業で、キーボードをどかしてデスクを空けるのは昼休み(お弁当を食べる)だけなので、大きくても重くても関係ありません。むしろ安定感があり、入力しやすさにつながります。
ただ、デスクの奥行きに都合上、アームレストを設置できないのがちょっとした悩み。
自分はトラックボールマウス派なので問題ないのですが、光学式のマウスの場合、このサイズのキーボードをデスクに置くとマウスを操作できない可能性もあります。
打鍵感もですが、サイズを事前に確認して、実際にデスクに置いたらどうなるのか、シミュレーションしてから購入するのがよいかと思います。
デスクの有効活用を考えると、Happy Hacking Keyboard Professional BTもいい線来てるんですけどね…こちらは自宅で使ってます。