【社畜レビュー】OMD-EM1 &12-40mmF2.8pro その1(購入に至るまで)
迷いに迷った末、ついにミラーレス機を購入してしまいました。
オリンパスのOMD-EM1、12-40mmF2.8proレンズ付きのキットです。
マップカメラの中古で、10万円ほどのお買い物でした。
先週の日曜日に届いて、出張にも持ち出しました。
初のオリンパス機、レンズ資産ゼロの状態で手を出してしまったのですが、
まずは購入に踏み切った経緯をつらつらと書いてきたいと思います。
心境の変化
自分の悲願であった「高感度性能を落とさず、広角も撮れて、60Dよりも軽いミラーレス」は現状存在しないことがわかったので、改めて現状を整理しました。
<現状>
・建築内装の撮影をしなければいけない
→高感度で広角側を撮ることが多い
→(パンフォーカスまで行かずとも)絞り気味で撮影することが多い
・屋内での商品撮影をする機会も多い
→高感度で撮影することもある
→商品に寄れるほうがいい
→取り回ししやすいほうがいい(小型、バリアングル液晶)
<課題>
・60D&広角ズーム&標準ズームのセットを持って出張するのは嵩張るし重い
年度が改まり・・・
4月から仕事の事情がちょっと変わり、建築内装を撮影する機会が減りました。正しくは建築内装を撮らなければいけない日が出張前に事前にわかるようになりました。
要するに、広角撮影の装備は、必要な日だけ持ち出せば済むようになったのです。
一方で、商品撮影をする機会が増えました。
商品撮影といっても本格的なものではなく、建物内の日当たりのいい場所で商品を撮影するだけです。イメージ写真ではないので、商品の全体を正しい形で写せば問題ありません。
標準ズームの望遠側で、露出を合わせて撮影するだけなのですが、望遠側で撮るため被写体との距離を開けねばならず、後ろに下がらなければいけません。
加えて新たな作業として、撮った写真をその場で加工しなければいけなくなりました。
そのせいでノートパソコンが必須になり、さらに荷物が増えました……
状況を踏まえて
出張にノートパソコンが必須になった結果、さらに1kg近く荷物が増えてしまい、カメラ周りの軽量化がより深刻な課題になりました。
一方で、高感度での広角撮影を常備しなくてもよくなったため、普段はセンサーサイズを小さくしても大丈夫になりました。
こうなると方向性は自ずと定まってきます。ミラーレス機で出張しても確実に大丈夫。
OMD-EM1 &12-40mmF2.8proに到るまで
俗にいうブツ撮りがメインになることから、明るくて寄れるズームレンズが安く手に入る方法はないものか……と探していたところ、12-40mmF2.8proがキットレンズになっているセットを2種類発見。EM1かEM5mk2です。このいずれかにしようと思いました。
12-40mmF2.8proがすごく寄れることは、家電量販店でEM5mk2を試した時に体験済みで、軽く感動を覚えました。
12-100mmF4proという便利で優秀なズームレンズも一緒に体験してきたのですが、やっぱりお値段が……。サブマウントという位置付けになるので、できれば出費は避けたいところです。
この2種類、価格にして大体5万円の違いでした。(EM1のほうは中古があって安い)
スペックを見てもよくわからない自分にとってこの5万円は、バリアングル液晶代です。
勿論バリアングル付きのほうが良いのですが、そのために1.5倍支払うとなると気が引けますし、そもそもバリアングルではないG9Xを常用していて普段全く支障がないことから、バリアングルへのこだわりは捨てることに。
バリアングル縛りがなくなった時点でCanonのミラーレス機という選択肢も復活するのですが、レンズも含めて軽量化したかった&EF-Mマウントのレンズを増やすのに抵抗があったことから改めて断念。
こんなわけで、12-40mmF2.8pro付きのEM1を注文しました。
値段もあったのですが、EM1のほうが持ちやすかったことも大きかったです。
(そのせいで若干携帯性に難が出てしまっているのですが……)
前置きが長くなってしまいましたが、続いて使用感を書いていきたいと思います。