長狭物

社畜による情けない日々

(2018/1/14追記)【社畜レビュー】M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II

 

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ゴールデンウィーク突入ちょっと前にサブカメラとして(ここ重要、物欲に負けない)オリンパス機を購入し、12-40mmF2.8proの寄れ具合についてテンションのままに紹介したところですが……

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レンズが増えました。

M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 IIという便利なズームレンズです。

 

運命的な出会いだった 

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ゴールデンウィークの終盤に市街地に行っていろいろ回ってきた(ブックオフも)のですが、その際にふらっとカメラのキタムラに立ち寄ったんです。

そうしたら中古品コーナーに美品の14-150mm F4.0-5.6 IIが置いてあったんです。

しかも価格.comの最安値と1,000円強しか差がありません。送料と受け取りの手間を考えると、選択肢は一つしかありませんでした。

そもそも、望遠を強化する必要に迫られていたのです。

 

望遠がどうしても欲しかった

週末に遠方にて友人の結婚式があり、せっかく軽量でコンパクトなカメラを買ったのですから、そこに是非ともOMD E-M1を持って行きたくて仕方がありません。

しかし自分は遠方からの客、いわゆる末席なので、40mmでは足りません。

 

そこで白羽の矢が立ったのが14-150mm F4.0-5.6 IIでした。

比較的手頃なお値段でしっかりズームでき、しかも軽い。

12-100mmF4proも気になるのですが、お値段と重さの都合で今回はスルーすることに。

 

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ズームするとだいぶ伸びますが、しなければほぼ一緒のサイズです。

重さは12-40mmF2.8proが382g、14-150mm F4.0-5.6 IIが285gなので、約100g軽い事になります。

正直大差ないですが、結婚式のように荷物そのものがごくわずか(カメラのほか財布と携帯電話くらいしかない)な場面では、体感としては大きな違いになります。

 

実際に結婚式で使ってみて

①軽くてコンパクト

改めて言うまでもないですが、重さもサイズも全然邪魔になりません。

 

②薄暗い場面はやはり苦手

外や窓際での撮影は問題ないのですが、式場は若干照明を暗めにしているせいか、ISOを引き上げてもシャッタースピードを縮められず、被写体ブレが発生してしまいました。

手ぶれ補正機能があっても、被写体ブレはどうしようもありません。

集合写真のように、みんな静止してくれる場面であれば全然問題ないのですが……

加えて、式場の中だと、オートフォーカスが度々迷いました。こちらも暗いせいでしょうか?

 

集合写真と会場の飾り付けが撮影できれば十分なので、困るほどではなかったのですが、暗所が弱点ということを実感できた機会でした。

 

ちなみに式場のプロカメラマンの皆さんは、EOS5Dmark3を3台、それぞれ違うレンズを付けて使いまわしていました。

式場のように薄暗い場面でもシャッタースピードを縮めるためには、やはりフルサイズなんですね……

 

薄暗いのはやっぱり苦手(2017/11/11追記)

プチ旅行にも持ち出してみたのですが、やっぱり小型軽量は正義です。

14〜150mmとカバー範囲も広く、オートフォーカスも早く、写りも悪くありません。

 

ただ、夕方に差し掛かり、太陽が傾いてくると、急に心もとなくなってきます。

夕日を撮影したり、薄暮の時間帯(俗にいうマジックアワー)での撮影では、12-40PROと比べるとISO感度を引き上げざるをえず、ISOそのままで露光時間を伸ばしても、色乗りが今ひとつに感じられました。

 

昼間ならこれ一本でも十分対応可能ですが、夕方以降も撮影したいのであれば、より明るいレンズも必要なのかなと思います。

 

正直、150mmまでズームすることってあんまりないので、12-100mmPROがあれば一本で済むのではないか?困ったらデジタルテレコン使えば?という誘惑も頭をよぎります。悩みどころですね。

 

換算600mm(デジタルテレコン使用)作例(2018/1/14追加)

最望遠側+デジタルテレコンを使って、水浴びをしている鳥を撮ってみました。

記録用としては十分ですが、アップするとさすがに粗が見えてしまいますね。

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