長狭物

社畜による情けない日々

ご当地アイドルファンが凄かった

どうも20連勤目です。

先週の三連休は晴れの特異日でもあり、地域的にも10月はなぜか集客のある月なので、10月の3連休から2週間ほどを年末・ゴールデンウィークに次ぐ一大商船として位置付けています。

 

さらに10月採用の新人教育も盛り上がっています。見渡す限り小売は本当に人手不足で、募集しても人が来ないし、離職者も多いです。

こんな環境下で志願してくれること自体、ありがたい限りです。

しっかりした教育はできないうえ、量も質もそれなりの仕事をしてもらわなければいけませんが、ある意味最初から自分の一工夫で数字が激変する経験をするわけで、この業界に向いているかどうかの自己分析がしやすいのかもしれません。

 

ちょっとした工夫が儲けにつながるのが小売の魅力のひとつだと思うので、ぜひこれを経験してもらって、仕事楽しい!と思ってもらいたいところです。

 

 

本題はここから。

先日、とあるご当地アイドルのライブに行ってきました。

観客としてではなく、ヘルプスタッフとしての参戦です。

 

場所はとある田舎のミニホール。ミニホールというよりはスタジオというほうが正確かもしれません。普段ライブに行かないのでよくわからないのですが、暗幕で覆われていて、スポットライトが何基か並んでいて、隅のほうでドリンクが頼めるような場所です。

 

スタッフという立場ではありますが、やはり自分は自分。

アイドルだけでなく観客――正しくは観客の持っているカメラに注目してしまいます。

 

全員をチェックしたわけではないのですが、

・EOS1DXmark2 & 80-200f2.8L

・EOS5Dmark4

・α9

・D850

あたりは確認できました。

特にEOS5Dmark4ユーザーは5人は確認でき、うち1人は2台持ちでした。ブライダルカメラマンを思い出しました。

 

midnightcats.hatenablog.com

 

素直に尊敬です

屋内のアイドルライブ会場は、予想以上に過酷な現場でした。

薄暗いし、被写体(アイドル)は激しく動くし、光源の場所も色もころころ変わるし、安全のために三脚禁止だし、何より観客自身も激しく動かなければいけません。

アイドルやほかの観客と一体となって「場を楽しむ」ことが最大の目的であって、アイドルの撮影のためだけに来ているわけではありません。

 

薄暗い場所で動体を撮るのであれば、フルサイズの高性能機がベストなのは勿論ですが、撮影者自身が動かなくてはいけない状況では、フルサイズ機は厳しいものがあります。少なくとも僕には無理です。

僕はAPS-C機すら重い(しかも激しく動くわけではなく、単なる営業回り)という理由で、マイクロフォーサーズを使い始めた軟弱者です。

 

しかし、観客たちは的確に合いの手を入れながら、フルサイズ機で見事なショットを残していました。(後でSNSで拝見しました)

 

愛と情熱と、体力と技術がなせる技でしょう。

 

一朝一夕では身に付かないであろう、「場を楽しむ」ための、彼らの努力と情熱の賜物を見させていただきました。