長狭物

社畜による情けない日々

小売社畜の手帳観

今年も残すところあとひと月。

田舎の小さな書店でも、手帳コーナーが展開されました。

 

コンビニのクリスマスケーキや恵方巻きと同じくらい、年々展開スタートが早まっている気がします。

販売する立場としては、「去年より早く始める」は何より手軽なプラスアルファ戦術なので、年々エスカレートしてしまう気持ちが痛いほどわかります。

 

転職してそろそろ2年が経とうとしているところで、ようやく今の仕事にあう手帳の使い方が見えて来たので、備忘も兼ねて書いておきたいと思います。

 

オールインワンであることを優先したい

これまでも何度か書いてきたことですが、仕事においては自分の荷物を極力増やさないよう常日頃から気を遣っています。

出張時はもちろん荷物を軽くしたいですし、そもそもオフィス自体非常に狭く、共有物を置くだけで精一杯の状態なので、自由に使えるスペースは鞄の中だけです。荷物環境だけ見れば、ノマドワーカーみたいなものです。

 

そのため、仕事上のメモ、スケジュール管理、アイデア出し等々を別冊に分けることができず、すべて1冊にまとめる必要があります。分けるとそれだけ嵩張りますし、鞄がごちゃついて取り出すのが面倒です。

 

行き着いた結果

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1冊の中でも、このページしか使わなくなりました。

 

左ページには予定を書きます。

タイムスケジュールはgoogleカレンダーを使うので、こちらはもっと生々しいこと・細かいことを書きます。

例えば

・午前の打合せで●●さんに△△の話題を振って顔色を伺う

・××に行ったときに貼られているポスターのサイズがA版かB版か見る

など。

内容が膨大な時は、付箋を貼って、そこに書きます。

 

右ページはメモです。

先頭に日付と案件名を書いて、自由にメモを取ります。

1ページ以内に収まらなさそうな案件は、後ろにあるフリーページを使います。

 

これだけです。

 

ちなみに、サイズはB5です。去年はA5版のものを使ったのですが、左ページのスペースが足りず付箋だらけになってしまったので……

 

自分だけの手帳ではない

この手帳ですが、自分の所有物という意識は全くありません。

変な話、代用品さえ用意してもらえれば、明日から他人が使われても構いません。

 

小売業界は人の入れ替わりが激しいので、配置転換も頻繁にあります。

仕事を引き継いだり、引き継がれたりすることも頻繁に発生するのですが、一番簡単に引き継ぎ方が、手帳をそのまま譲り渡すことです。

ここは社内でもいろんな考え方があるところですが、自分はそのまま渡してしまいます。

プライベートな部分はスマートフォンで管理しているので、渡してしまっても全く差し支えません。

 

本当は4月始まりのほうが使いやすいけど……

取引先の会社から年末の挨拶時に貰うものをそのまま使っているので、1月始まりしか選択肢がありません。

でも今年はどこも経費削減のせいか、全然もらえていないんですよね……

いつ他人に譲りわたすかわからないものを自費で買うのは、ちょっと気が引けます……