利用頻度激減とはいえ、キヤノン機手放せません
E-M1mark2の購入以降、EOS60Dを使う機会が減って、オリンパス機だけで撮影をこなすことが多くなりました。
キヤノンのシステムはケースに入れて保管してあるので埃は被りませんが、使わずに置いておくのも勿体無いように思えてきます。
フルサイズ換算24mmより広角側で撮影したい時は、保有レンズの都合からEOS60Dを使うことになるのですが、キヤノンのシステムを手放して、そのお金でマイクロフォーサーズの超広角レンズを購入するという選択肢もあるんですよね。
ちょうど気になるレンズ(8-18leica)もありますし。
レンズ資産が貧弱なのでマウント移行も苦ではない
現在、キヤノンのレンズは、APS-C専用のものが3本、フルサイズ対応のものが2本あります。
値が張るものは16-35F4Lだけで、他はキットレンズと、中古で購入した3万円以下のレンズです。
今の所は、キヤノンのシステムにがっつり投資したわけではありません。
レンズ一本買い足せば焦点域をカバーできる
キヤノンのレンズでは、フルサイズ換算16mm~216mmをカバーしています。
一方、マイクロフォーサーズでは、フルサイズ換算24mm~300mmです。
フルサイズ換算16mm以下の超広角レンズを1本買い足せば、キヤノン機での保有レンズと同様の焦点域をカバーできることになります。
というわけで、完全移行するコストは大したことがないのですが、それでもやっぱり気が進まないんですよね。
モヤモヤした描写が欲しいときもある
僕の保有している機材では、キヤノンはモヤモヤ優しい画、オリンパスはパリッと解像された画が出てきます。
仕事用に使う写真(特に記録写真)はパリッと解像しているほうが好ましいのですが、意図的にモヤモヤさせたいケースもたびたびあります。
動物やフワフワした物体のイメージ写真ですね。
あとは雪景色。個人的な好みかもしれませんが、キヤノン機のほうが雪の白色の階調が繊細な気がします。
E-M1+12-40proで撮影した兼六園です。雪の色が寒々しいのと、肉眼では見えていた白色の階調性が再現できてないんですよね……
PC表示だと、ヘッダー部分に白峰の裏道が表示されてるはずですが、これと比べてもちょっと物足りないというか……
こういう違いがわかるのは、複数のマウントを保有している醍醐味なんだろうと思います。
人によっては「資金の無駄遣い」と考えるのでしょうが、僕はここに面白さを感じます。
機会か予算があれば、もっと他のマウントも使ってみたいんですよね。
それに、本体にしろレンズにしろ随分型落ちのものばかりで、手放しても大した金額にならないし、これから大きく値崩れすることも無さそうなので、
今すぐ手放さなきゃいけない理由も無いんですよね。
やっぱり当面併用しながら、今後の運用を考えていきたいと思います。