長狭物

社畜による情けない日々

【社畜レビュー】M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

ついに買ってしまいました。

14-150mmがあれば焦点距離丸被りだから要らないと自分に言い聞かせてきたのですが……非常にユニークかつ優秀なレンズであり、去年E-M1を買ったときからずっと気になっていました。

その後、せっかくオリンパス機を使っているのに12-100mmを使わないのは、ものすごくもったいないのでは?という思いが日々強くなっていき、結局購入してしまいました。

 

社畜的使用感

14-150mmも十分綺麗に写るのですが、時々大失敗をやらかすんですよね。

特に広角側で使ったときに、周辺域の細部がべったり潰れることがあって、記録写真としてすら使えないものが時々出てくるんです。

 

勿論、僕の腕が足りないのがそもそもの原因ですが、出てくるものは仕方ありません。

今すぐ上達するわけにはいかないですし……

 

12-100mmだと、こういう失敗が全然ありません。

安定して綺麗な絵が出てきます。

 

サイズが段違いなので、携行性だと圧倒的に14-150mmのほうが優れているものの、このデメリットを打ち消すだけの信頼感・安心感があります。

 

とりあえず比較

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まずは広角側から。上が12-100mm、下が14-150mmです。

葉っぱの解像度、緑色の幅が違います。

 

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続いて標準域(45mm)。

右下の草むらの解像度が違います。14-150のほうは結構潰れちゃってるんですよね……

 

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最後に望遠域(100mm)。

これはどっちも綺麗です。それでもやはり12-100mmのほうが細かく解像しています。

 

今後のレンズ運用

焦点域が被っているだけで、12-100mmと14-150mmとは全く別物のレンズです。

とにかくコンパクトで軽くて便利な14-150は、普段使いする分には十分な性能です。

普段使いよりもクオリティを求められる場面では、12-100mmのほうが失敗が無く、安心できます。

用途が違うので、両方持っていても、どちらかが腐ることはありません(セルフ洗脳)。

 

正直、マイクロフォーサーズのレンズはあんまり増やすつもりがなかったのですが、超広角が必要なケース以外は全部E-M1mark2を使っている実情を思うと、単焦点レンズあたりもそろそろ勉強してもいい気がしてきています。楽しくなってきました。