観光客は微増のはずなのに売上が伸びません
25連勤の真っ只中です。
事の発端は、ゴールデンウィークの売上不振。
観光客数自体はかなり順調だったみたいですが……
お土産物の売上は壊滅的な前年割れ。
うちだけではなく、全県的な傾向との声も聞いています。
稼ぎ時に稼げなかった分の挽回を図るべく、人手を厚くして地道に売上向上に励んでいるところです。
旅行先での節約術
店頭で観光客の方を見ていると、交通費と三食代(おやつは食べない)以外の支出を極力抑えようという強い節約意識を感じます。
例えば、1リットルの紙パック飲料。
お手頃価格でコンビニやスーパーで売っている、ちょっと薄い故にゴクゴク飲めるアレです。
これを持ち歩く観光客がものすごく増えました。
持っている方に話を聞いてみたところ、「こまめに水分補給することで空腹が抑えられ、衝動買いが減る」とのこと。
観光地の商売って、かなりの部分が観光客の衝動的支出で成り立っているのに……全否定されてしまいました。
コト消費傾向とは?
以前から「モノ消費からコト消費」のような掛け声がありましたが、最近はコト消費すら落ち込みが激しくなってきました。
これまでは、モノの購入から体験・ご当地グルメのようなソフトメニューへの支出シフトの傾向がありましたが、最近はスマートフォンで名所の写真を撮れれば満足という、消費=支出しない観光客が増えています。
交通機関だけが得している状況なのでしょうか……