【社畜レビュー】折りたたみ式台車で東京までハンドキャリーしてみた
1月~2月の大雪で運送会社が機能停止していたときも、小売店として食っていくためにはなんとかして荷物を運ばないといけないわけで……最終的には生きている交通機関を駆使して、社員がハンドキャリーすることになりました。
社員によるハンドキャリー、当時は緊急措置だったのですが、意外と小回りが利くし、何より速いということで、雪が溶けてからも度々やっています。
コストは高いですが、別に外出の用事がある人間にやってもらえば、追加コストはかかりません。荷物がかなり増えるので、運ぶ側はひたすら大変ですが……
今回、僕も東京出張に合わせて、段ボール2箱分の陶器製品配送を頼まれました。
ダンボール二箱とはいえ、中は緩衝材や小箱も入っているので見た目ほど重くはありません。ただサイズは大きく、両手で抱えると改札が通れません。
リュックやキャリーケースに移し替えようかとも思いましたが、中身に厚みがあるせいで移せません。
段ボールに入れたまま、両手を使わずに運ぶには……台車を使うほかありません。
よく使われる金属の台車を東京まで持っていくわけにはいかないので、小型の折りたたみ式台車を買ってみました。
Aidodo キャリーカート 折りたたみ式 軽量 ハンドキャリー コンパクト 旅行用品 アウトドア 運搬 カート 固定ゴムひも付き 耐荷重55kg 収納バッグ付属
- 出版社/メーカー: Aidodo
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僕が今回購入したのが、こちらの商品。
4輪式でお値段も手頃、折りたたんで持ち運べることから、これにしました。
実際に段ボールを載せてみると、こんな感じになります。
ゴム紐がついていて、これで固定します。
骨組みが弱いので、ゴムの収縮力に耐えきれず、やや前かがみになっています。
運んでみた結果
ものすごく楽でした。もっと早く買えばよかった……
ただ、いろいろと制約があります。
段差が越えられない
駅の点字ブロック程度の段差でも越えられません。持ち上げる必要あり。
雪が降っていたりしたら、絶対に転がせません。
前に倒れそうになる
右後輪がほとんど接地しないほど、前に重心があります。特に動かし始めるときは、持ち手ではなく腰の方?を押さないと、倒れます。
引っ張る形では使えない
後輪の向きは変えられないため、進行方向に対して後輪が前に来る形にすると、方向が定まりません。旅行用のキャリーケースのように、引っ張る運用はできません。
段差を越えるために頻繁に持ち上げないといけないので、持ち上げられないほど重いものを運ぶには適しません。軽いけどかさばるものを運ぶ目的ならぴったりでしょう。
万能とまではいえないものの、汎用性は高そうです。どんな職場にも一大用意しておいて、損はないと思います。