長狭物

社畜による情けない日々

【地域】金沢マラソン&交通規制お疲れさまでした

雨天での開催となってしまった金沢マラソン。ランナー・運営関係者の皆さまは本当にお疲れさまでした。

 

 

今日は金沢市内には下りず、高速道路に乗って通過しただけだったのですが、見渡す限り渋滞が広がっていました。(高速は空いていました)

いろんなところで交通規制が敷かれていて、どこに行くにも国道8号線を使うのが一番安定なのだろうなーと高架から眺めていたのですが、それでも国道に合流するための交差点が限られているので、そこがすごく混むんですよね……

 

交通規制|金沢マラソン2017

 

去年はボランティアで交通規制のお手伝いをしていたのですが、集落の中の生活道路のようなマップに載せきれない細かい道でも、規制されているところがあるんですよね……

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以下、ジモッティーの友人から聞いた交通規制ネタひとつ紹介します。

 

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「所有者不明土地」というパラリーガル時代のトラウマ

www.nikkei.com

 

所有者不明の土地が国内にたくさん存在し、そのせいで莫大な損失が発生しているとのニュースが、新聞各紙にて報道されました。

前職(パラリーガル)の頃、まさに当事者として頭を悩ませていた問題です。

ニュースの表題を見た瞬間に、背筋が凍りました。

 

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【ポケモンUSUM】ウツロイドは果たして「だいちのちから」習得なるか?

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ウルトラサンムーン発売まで、残り2ヶ月を切りました。

ストーリーのボリュームが分厚いとの前情報が発表されたところで、大変楽しみです。

 

サンムーンの後日譚ではなくパラレルワールドのようですが、個人的にはルザミーネに寄生したウツロイドの行く末(サンムーンストーリー中のムービーではウルトラボールに戻ったところまでしか明らかになってないはず)が気になっていたので、こっちもなんとか回収してくれないかなーと思っていたり。かなり望み薄ですが・・・

 

 

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【地域】米の新品種ラッシュで小売側は困っています

そろそろ各家庭でも古米を食べ終え、新米に切り替わってきた頃ではないでしょうか?

スーパーでも9月から早稲種の新米が、10月になるとコシヒカリ新米が登場して、米売場がどんどん賑やかに飾られてきていますが、今年は賑やかを通り越して騒然としています。少なくとも小売側にとっては。

この秋、北陸各県が、長年開発を続けてきたブランド米を同時に投入してきたのです。

 

激しい鍔迫り合い

新潟県新之助

日本一栽培が難しいと言われたコシヒカリ
トップブランドへと育て上げた、農家の伝統。
何代にもわたって独自の方法を築き
イノベーションを重ね続けた、研究の軌跡。
そんな米どころとしての歴史を誇る新潟が、今、新たに。
現代の食風景と向き合い、かつてない「米づくり」に挑戦しました。
それは、おいしいお米を最高の状態で食べていただくために、
田んぼから食卓まで、しっかりとおいしさを導くということ。
ついに誕生した新潟米「新之助」は、
きらめく大粒にコクと甘みが満ちていて
ごはんの可能性が、無限に広がります。
日本の食の未来を切り開くお米です。

特徴 | 新潟県の水稲新品種 「新潟米 新之助 しんのすけ」


新潟県の新品種「新之助」は、とにかく「こしひかりとは異なる」ことを強調してます。
味の面に加え、「冷めても硬くなりにくい」「長期貯蔵しても品質が劣化しづらい」など、使いやすさもPR。
さらに関連商品を見ると、米のままだけでなく、甘酒や米粉として使うことも始まっているようです。
 

石川県「ひゃくまん穀」

◆大粒の食べ応え

◆粒感・粘りの絶妙なバランス
◆冷めても、美味しい
◆じっくり、ゆっくり育つ

石川県/石川県オリジナル米品種「ひゃくまん穀」

 石川県の「ひゃくまん穀」は、こしひかりよりも収穫のタイミングが遅く、栽培する農家にとってのメリットを強調しているところが異色です。
新之助」も同様にこしひかりよりも収穫が遅く、農家にとってもメリットがあるようですが、この点を大々的には取り上げていません。
味についてのPRは控えめで、「食べごたえ」の一言をとにかく強調しています。
消費者側だけでなく、生産者側をも向いているのが特徴です。
 

福井県「いちほまれ」

「こしひかり発祥の地」 福井が持てる技術の粋を尽くし、およそ六年の歳月を掛けて開発した次世代を担う全く新しいお米です

福井の新しいお米「いちほまれ」| 「いちほまれ」という名称には「日本一(いち)美味しい、誉れ(ほまれ)高きお米」になってほしい という願いが込められています。

 

福井県の「いちほまれ」。とにかくおいしいことをPRしています。

 

富富富

「富富富」は暑さに強く、白未熟粒が少なく安定した品質を保てることに加えて、粒ぞろいがよく、旨味と甘みが際立ちます。また、炊き上がった時の香りとつやも特徴的です。
さらに、「富富富」は、生産者を限定し徹底した栽培管理で安心・安全です。

富富富 – 富山づくしの新しいお米「ふふふ」

日本橋とやま館 - 日本橋とやま館では、交流スペースにおいて10月29日(日)まで富山の新しい米「富富富(ふふふ)」を... | Facebook

 

富山県の「富富富」(ふふふ)は、本格発売は来年の秋になりますが、いろいろな場所で試食や試験販売のイベントが開催されています。生産者を限定していることを明記し、「半端なくこだわっていておいしいんだ」という点をPRしています。


インスタグラムでの情報発信


個人的に面白いのが、それぞれのブランド米を紹介するための公式インスタグラムアカウントが存在しているところです。
インスタグラム販促のターゲットはF1層で、自らブランド米を購入する層とはちょっと違う気がするのですが…いったいどういう意図があるのでしょう?気になるところです。

 

北陸といえば米という連想は容易に効くため、美味しい米があるという情報で県そのもののブランドイメージ向上につなげる意図なのかなと思っています。
そういう方向性なら、米自体のPRよりも、実際に食卓に並んでいる様子や生産風景を伝えたほうがいいのかも。


地域限定ブランド米なのか、ポスト「こしひかり」なのか

4つのお米のうち、「富富富」「ひゃくまん穀」は県名をイメージさせますが、「いちほまれ」「新之助」はパッと見では県名が思い浮かんできません。
福井県から全国へと広まっていった「こしひかり」のように、後者の2品種は全国で栽培されることを当初から期待しての名づけなのだろうと思います。
生産者が限られていることをPRしている「富富富」、県内生産者へのPRにも相当注力している「ひゃくまん穀」は、とりあえずはドメスティックな展開をイメージしているようです。

 

販売側としては……

お客さんからは当然「何が違うんですか?」ってよく聞かれます。

この4品種の違いはもちろん、最近登場した「つや姫」「青天の霹靂」など、既に地位を確立しているブランド米との比較解説も求められて、なかなか大変です。

 

そして何より「富山県の新品種“ふふふ”いかがですかー?」って、ものすごく発音しづらい!

 

ご当地アイドルファンが凄かった

どうも20連勤目です。

先週の三連休は晴れの特異日でもあり、地域的にも10月はなぜか集客のある月なので、10月の3連休から2週間ほどを年末・ゴールデンウィークに次ぐ一大商船として位置付けています。

 

さらに10月採用の新人教育も盛り上がっています。見渡す限り小売は本当に人手不足で、募集しても人が来ないし、離職者も多いです。

こんな環境下で志願してくれること自体、ありがたい限りです。

しっかりした教育はできないうえ、量も質もそれなりの仕事をしてもらわなければいけませんが、ある意味最初から自分の一工夫で数字が激変する経験をするわけで、この業界に向いているかどうかの自己分析がしやすいのかもしれません。

 

ちょっとした工夫が儲けにつながるのが小売の魅力のひとつだと思うので、ぜひこれを経験してもらって、仕事楽しい!と思ってもらいたいところです。

 

 

本題はここから。

先日、とあるご当地アイドルのライブに行ってきました。

観客としてではなく、ヘルプスタッフとしての参戦です。

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【地域】中田屋「毬栗」の抗いがたい魅力

「金沢の定番土産品」「北陸物産展の定番商品」と言われたら、中田屋の「きんつば」を想起する方が多いのではないでしょうか。


圓八の「あんころ」、松葉屋の「月よみ山路」などなど……ほかにも有名な品はあるものの、個装で購入しやすく渡しやすいことから、頭一つ飛びぬけているように思います。

 

法人営業に向かうときはたいてい手土産を持参するのですが、特段情報がないときは大抵「きんつば」を持っていきます。

味は勿論、加えて知名度が高いので、相手方も「一度食べてみたかったんだよ」「前に食べたやつだ、懐かしい」など、色よい返事をくれることが多いです。

そんな社畜の味方「きんつば」ですが、季節ごとに限定商品があります。

 

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水害訴訟に関わるときにおすすめする書籍

今年も九州を中心に豪雨被害が相次ぎました。

募金という形でしか力になれないのですが、被災された方々の一刻も早い生活再建をお祈りしています。

 

豪雨被害のニュースを見るたびに思い出すのが、パラリーガルだった頃に関わった、とある水害訴訟です。

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