隘路

社畜による情けない日々

【地域】内灘海岸清掃協力金とは

 

このブログの記事のうちで最もアクセス数が多いのが、この記事です。

いまだに訴訟は完結しておらず、許可は取り消されたままで、去年までの業者は営業できない状態です。
代わって今年の海水浴場は、当初の方針通り、町営で開設されているようです。

 

去年までの海水浴場の運営について調べてみると、「内灘海岸清掃協力金」という単語がヒットします。
町の議事録のような公的書類にも記載されており(なぜこんなものがネット上にアップされっぱなしなのかは謎ですが……)
どうやら内灘町民以外の人で、海水浴場に車で来た人に対して、任意で徴収する500円を指し、
砂浜内に設けられた駐車スペースに車を乗り入れようとする際に、係員が運転席に寄ってきて回収するもののようです。
 


駐車料金ではないのか?

これは任意徴収の協力金であって、駐車料金、つまり払わないと駐車できない類のものではありません。
むしろ駐車料金として強襲徴収したら、法令違反になるでしょう。

 

内灘海岸の場合、駐車スペースである砂浜は、海の家の底地と同じく国有地です。
国有地は字面のとおり国の財産で、ひいては国民の財産です。一個人が独占排他的に使うことは原則として許されません。
海の家の場合のように、海岸の利用向上に資するなどの特別な理由があれば許可されますが、駐車場としてお金儲けをするという理由では到底許可の対象にはなりません。


つまり、国有地を「お金を払わないと入れない」といって締め切ることは、原則できないのです。

 
※もしかすると海の家の一部として駐車スペース部分まで占用許可が出されているかもしれませんが、それでも「お金を払わないと入れない」という取り扱いまでは、通常認めません。
※国有地なら締め出しが一切できないわけではなく、例えばプロパンガスのボンベが置いてあるなど、安全上の観点から近づいてほしくない場合なんかは、関係者以外立ち入り禁止にすることは可能でしょう。
 
ただ、掲示板を見ていると、任意の協力金のはずなのに、払わないと入れない入場料扱いされたなど、よろしからぬ書き込みもあります。これも行政が許可取り消しした理由なのかもしれません

そういえば、五箇山の相倉・菅沼集落の駐車場も、協力金という名目でお金を払った覚えがあります。
これも多分、駐車場が道路の一部=公有地なので、駐車料金としては徴収できないのでしょう。
 
報道によると、今のところは順調に運営できているようです。むしろ、去年までは海の家のせいで終日騒音や喧嘩が絶えなかったけど、今年はこういったこともなく、かなり改善されているとのこと。
内灘ではよく離岸流での水難事故も発生しているので、マナー的な部分だけでなく、安全面でも順調にシーズンを終えられるよう、引き続き見守っていきたいと思います。