食品衛生責任者研修会に参加してきました
先週の土曜日、金沢市エリアの食品衛生責任者講習会に参加してきました。
食品衛生責任者とは、飲食店を開業するときに最低1人は設置しなければいけない、飲食店の衛生管理の現場監督者のような存在です。
僕の感覚では、儲け重視で衛生管理経費をなるべく節減しようとする経営側に対し、食品衛生法などの観点からストップをかける立場です。
とりあえず感覚で取得?
小売業(特に食品)や飲食業に携わるのであれば、とりあえず取っておいて損はない資格だと思います。
僕の場合も、必要に迫られて参加したわけではなく、単に仕事が休みだっただけです。
年2回くらいしか開催されないうえ、定員に限りがあるので、取れるときに取っておくべき資格ともいえるでしょう。
さらに、受講料を払って6時間くらいの講習を受けるだけで取得できるのも、この資格の特徴です。
試験はありません。受講料(僕の場合は8,500円でした)と6時間さえあれば、確実に取得できます。
資格の証明書と一緒に、飲食店を開業した際に使うプレートも貰えるので、コスパの観点からも美味しい資格だと思います。
講習の内容
講習は4科目に分かれていますが、いずれも市役所の方がテキストに基づいて説明を加えるスタイルで、発言を求められたり、参加者どうしのディスカッションが入ったりはしません。ずっと講義を聞くだけです。
どの科目でも繰り返し繰り返し、「2回手洗い」の重要性が説かれます。
2回手を洗うことで、明らかに菌が除去されるとのこと。
講義を聞き資格を取ったからと言って、すぐに何かできるようになるわけではありませんが、内容的にもコスパ的にも、取っておいて絶対に損はしない資格だと思います。