長狭物

社畜による情けない日々

金沢へのZepp出展で地元新聞社真っ青?真っ赤?

西金沢駅近くにライブホール「Zepp」が出展するようです。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO4236734012032019LB0000/

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO42357950S9A310C1TJ2000/

https://kanazawamachigation.com/built/28462/

音楽にはあんまり関心のない自分ですが、今回のZepp出展には興味津々です。

出展を報じたのは日本経済新聞の地域面のみ。
日頃からネタ不足の地域誌が一切取り上げなかったのです。
これは地元新聞社とZeppの間で戦争が勃発することを示唆しています。

県内在住の方ならだれでもご存知でしょうが、石川県内の文化事業は地元新聞社(特にH社)がヒトモノカネすべてを仕切っています
特にライブのような大きなイベントだと、広告料という名前のみかじめ料を払わないと、会場を押さえることすらできないでしょう。(多分)

現時点ではあくまでも「出展しますよ」というアナウンスであって、お金が動く局面ではありません。
しかしそれでも、流儀・マナーとして、公にする前に地元新聞社へ挨拶しに行くのが普通です。
こういう仁義を怠ると、営業開始後に嫌がらせを受けます。

大きな施設が建つとなると、絶対に記事になります。
しかも今回は長らく用途が決まらずにいた土地。土地利用が決まらずに困惑する住民の声など、過去にも幾度となく記事にしてきた土地です。
ずっと追跡してきた土地なので、ついに用途が決まったとなったら、絶対に記事にしたくなるはず。
それなのに報じませんでした。

もしかしたら単に取材力不足で、本当に知らなかったのかもしれません。
でも僕は「あえて報じなかった」説を推したい。
なぜなら、既に不仲だから。
というか、地元新聞社が一方的に敵視しているから。

Zeppは、地元新聞社よりも強大な存在です。
圧倒的コンテンツ力で全国からお客さんを集めるでしょう。
つまり、新聞社は、自分たちの一強時代の終焉、つまりみかじめ料ビジネスモデルがゆらぐのではないか?と恐れているのです。

日本経済新聞の記事は、「ライブ目当ての客層を広域慣行に誘導する工夫が行政に求められる」との一言で締めています。

これは多分実現しません。
地元新聞社から行政に対して圧力がかかるからです。

面白くなっていきそうです。